グロスコート仕上げ

車やバイクのような光沢感のある表現はグロス仕上げと言いますが、グロス仕上げをするだけならツヤ有りコートのスプレー缶だけでも表現できるので難しいものではありません。
しかし、車模型やバイク模型に於いては、この仕上がりでその車・バイク模型のクオリティが決まってくるくらい重要な工程です。
見本となる実査♡が身近にあるジャンルなので理想は高くなるし、失敗した時のリカバリーも難しいシビアな作業です。
突き詰めるとスプレー缶だけでは物足りなさを感じると思います。
その場合はエアブラシですると格段に綺麗なグロス仕上げができます。
今回はエアブラシでのグロス仕上げについて実際にどういった工程でエアブラシによるグロス仕上げを行っているかを解説していきます。

塗装面にクリア―の層を重ねられた状態は、缶スプレーでこってりとクリア―を乗せ、よく乾燥させ、コンパウンドなどで磨けば作ることができます。

ちなみにコンパウンドは表面についた傷を消すために使用される研磨剤の事です。
本来は車の塗装に付いた浅い傷などに使う研磨剤です。

製作する車やバイクモデルのスケールやモデル、目指している仕上げによってはクリア―の厚みを自在に変えたくなってきますし、塗装面とクリア―の間に貼るデカールという存在もスプレー缶よりもエアブラシを選びたくなる理由です。

ラッカー系のクリア―をデカールが張られた面に大量に塗布するとデカールがダメになってしまう可能性があります。
そのため、軽く吹き付ける「砂吹き」という方法をとったりしますが、これをスプレー缶で行うと飛沫が大きくて、ザラザラの梨地を作る原因になってしまったりします。
車・バイクモデラーが専用に開発されたカラーをスプレーから一回出した上でわざわざエアブラシで吹くのは、仕上がりのリスクマネジメントになったり、なにかと小回りが効きやすいです。
それにカーモデラーのようにすべての塗膜を平滑にして極限グロスを求めなくても、誰でもそれなりに光沢状態を形成できるのがエアブラシのいい所です。
光沢仕上げをする際にには表面の状態には気を付けましょう。
光沢仕上げは下地の影響を強く受けるのでサーフェイサーなどで傷を埋めておくと良いです。

車・バイクモデルの仕上げの要ともなるグロスコートですが、特にデカールごとクリア―コーティングをする仕上げ方はエアブラシがあればこその方法です。
ラッカー系クリア―を使用する時、デカールをなるべく溶剤で侵さないようにエアブラシで噴霧量を調整しながら様子を確認します。
大きなポイントとしてデカールに吹く時には、焦らず時間をかけて少量ずつ上塗りします。
何回か塗り重ねていくと徐々にデカールがクリア―層で覆われていき侵されなくなるので見極めて噴霧量を徐々に多くしていき、厚吹きでもデカールに問題がなければ、後は通常通りのコーティング作業を行います。
乾燥後は表面を滑らかにするために1000~2000番くらいのスポンジヤスリなどでデカールの段差と表面の凹凸を研磨します。
ヤスリ傷や段差が目立たなくなるまで上塗りと研磨を繰り返し、採取的に吹きっぱなしでも滑らかな光沢が出ればグロスコートが完了します。

Author: hiro

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