では今回は移動ツールに格納されていたアートボードツールをみていきましょう。
アートボードツールはアートボードを増やしたり、拡大縮小したりできるものです。アートボードが何か?と思うかもしれませんが、色紙とかキャンバスだと思って貰えればいいと思います。
どんなふうに使うのかと言うと長方形ツールと同じで画像ウィンドウの黒っぽいところをドラッグ&ドロップして好きな大きさにするとその大きさでキャンバスとなるアートボードが作られます。長方形ツールと同じだと言うのはShiftを押せば正方形に作ることもできますし、option(Alt)を押しながら作ればクリックした位置を中心にアートボードを作る事ができます。
しかし、アートボードを作った後に特殊です。作ったアートボードの上下左右にプラスマークが出ます。
これはある一定の空白を空けて作ったアートボードと同じ物を複製するということができます。複製するときは複製したい位置のプラスマークをクリックするとできます。
それではオプションパネルを見ていきましょう。
基本的にはシェイプツールと同じで
ホーム
プリセット
ここが違います。
「サイズ:」
これは何かというと新規作成をしたときに各メディアに合わせたサイズ設定が出ていました。そこではA4サイズ、ポスターサイズ、ビデオメディアなど様々なキャンバスサイズにできました。
このアートボードツールのサイズではファイルを開いている状態から新規の全く別ジャンルのサイズのアートボードを作ることができます。
ひとつのファイルで多くの種類のサイズ感で作れるのでサイト用、スマホ用、雑誌用と分けたデザインを作れて便利なツールです。
このサイズの隣が幅と高さです。これはシェイプツールでもおなじみですよね。その隣にあるのがカラーを選べるバロメーターになります。
通常は「白」が選択されていますが、バリエーションとしては
- 白
- 黒
- 透明
- その他(どんな色でも選択できる)
この様になっています。つまりどんな色にでも下地を変更できます。
この色合に関してはキャンバスの下地だと思ってください。例えば赤いキャンバスで描いたらそこに乗せる色は赤のキャンバスと相性のいいものでなければなりません。通常はアートボードを設定したときに下地はデフォルトで白になっているのでアートボードツールを透明にするとPNGに書き出せば素材を簡単に作る事ができるのでオススメです。
そして、色の隣は「ポートレイトを作成」これはアートボードを縦向きにします。そして隣が「ランドスケープ」です。これは逆でアートボードを横向きにします。
隣はアートボードの追加でアートボード以外の画像ウィンドウをクリックするとアートボードを作る事ができます。しかし、あまりに元のアートボードに近いと重なってしまうので注意しましょう。
隣は清冽です。ここでは複数作ったアートボードを整列させるのに使います。
そして、最後はアートボードの設定で内容としては
- 自動ネストレイヤー
- 自動カンバスサイズ
- レイヤーのレンダリング中に相対位置を保持
- 保持時にカンバスを収縮ラップ
この4つになります。
しかし、この4つに対しては違いが今の所私自身わかっていないので今後調べて報告していきます。今回はここまでにします。
次回もお楽しみください。