前回のレイヤーパネルの続きです。
それではピクセルレイヤーとはラスタライズされた画像やレイヤーを限定できます。ここで出たラスタライズですが、これは何の効果を持たないビットマップ画像の事を言います。
そして、調整レイヤーとは以前の記事でフクロウの画像の色合いを変えるときにグラデーションマップや色相・彩度・レベル補正などをしましたがそれに使ったのが調整レイヤーです。これを限定して検索をかけると言うことになります。
次に、テキストレイヤーはテキストを追加したときに出てくるレイヤーのことです。シェイプツールは長方形ツールや楕円形ツール、カスタムシェイプなどを指します。
スマートオブジェクトは写真を画像ウィンドウ内に入れたときに自動的にスマートオブジェクトというものになるのでこれを対象にするということになります。
ちなみにこのアイコンは複数選択もできるので必要なカテゴリーのレイヤーをまとめて検索をかけることができるので試してみてください。
名前のカテゴリーはどうなるでしょうか?
名前のカテゴリーを選択するとアイコンがあった箇所がテキストバーに変わります。レイヤーにそれぞれ名前を書いて言ったと思いますがそのレイヤーの名前を元にして検索をかける事ができます。そのためこまめに名前を付けて言ったほうが編集がしやすいと思われます。
次に効果のカテゴリーです。
ここで選べる種類としては
- ベベルとエンボス
- 境界線
- シャドウ(内側)
- 光彩(内側)
- サテン
- オーバーレイ
- 光彩(外側)
- ドロップシャドウ
レイヤースタイルの種類はこれよりも多いですが確認できる項目はこれだけでした。そのため使い勝手は微妙に思えます。
次はモードです。
これは項目を調べると全種類揃っています。そのため特殊なモードにしたレイヤーに対してピンポイントで検索をかける事ができると思われます。
次は属性です。
これはレイヤーの種類を項目としています。内容としては表示されているモノと非表示のもので大分されてそこから細かな属性を見ていく流れです。基本的には
- ロック
- 空白
- リンク
- クリップ
- レイヤーマスク
- ベクトルレイヤー
- レイヤー効果
- 高度な合成
こう言った属性で抽出する事ができます。
次にカラーです。
カラーに関してはレイヤーパネルでどれかキーになるレイヤーを選んで右クリックするとオプションがいろいろと出てきます。この中に何色にマーキングするかの画面が表示されます。
選べる色のバリエーションは
- レッド
- オレンジ
- イエロー
- グリーン
- ブルー
- バイオレット
- グレー
の中で選ぶ事ができます。そしてレイヤーパネルのフィルターのカラーカテゴリーにでマーキングした色を指定するとマーキングしたレイヤーのみが選ばれます。
次はスマートオブジェクトです。
これはスマートオブジェクトの状態に対してカテゴライズしてフィルタリングします。左から
- ライブラリにリンクされた最新のスマートオブジェクト用フィルター
- ローカルにリンクされた最新のスマートオブジェクト用フィルター
- リンクされた古いスマートオブジェクト用フィルター
- リンクされた不足しているスマートオブジェクト用フィルター
- 埋め込みスマートオブジェクト用フィルター
この種類でフィルタリングすることができます。
次は選択済みです。
これは普通の状態のレイヤーパネルで好きなレイヤーを選択します。そこでこのフィルターをかけると選択したレイヤーのみがレイヤーパネルに表示されるものです。
そして、これが最後のカテゴリーです。
それがアートボードです。アートボードはアートボードパネルを使えばひとつのファイルで何種類ものデザインを作る事ができます。そのためどのアートボードを選ぶかを素早くするためにこのカテゴリーが存在します。
レイヤーパネルのフィルタリングだけでもこれだけの情報量になってしまいました。次回も引き続きレイヤーパネルについての解説をしていきます。
次回をお楽しみください。