Photoshop#32 画像の仕組。

今回は基本的なPhotoshopで扱う画像についてのご紹介をしていこうと思います。これはPhotoshopの機能をお伝えする以前の内容ですが、ある程度わかるからこそ必要な知識ですので学んでいきましょう。

まず、コンピュータで使用するデジタル画像は「ビットマップ画像」と「ベクトル画像」に分けられます。

この2つの画像はそれぞれに大きく異る性質があり、どちらも短所や長所を持っています。

それではこの2つの画像は何が違うのか。それをご紹介します。

「ビットマップ画像」

Photoshopで扱うデータはこのビットマップ画像と呼ばれ「ピクセル(pixel)」という小さな四角形の集合体で構成されています。このピクセルひとつひとつは色相・彩度・明度と言った色情報を持ち、ピクセルの密度が高いほど画像の色彩が鮮やかになって美しく表現されます。しかし、ビットマップ画像は通常の拡大・縮小や変形を繰り返すとピクセルとピクセルが補間されてしまうので画像の劣化が起きてしまいモザイクがかかったような画像になる恐れがあるので注意しましょう。

「ベクトル画像」

通常はIllustratorで扱う画像です。この画像は以前の記事でパスツールの大まかな説明をしましたがそれで使われている画像です。アンカーポイントの点とそれぞれのセグメントと呼ばれるラインで面を作ります。数式化して表示されているので表示するたびに再計算されて拡大・縮小をしても滑らかな曲線を保つ事ができます。そのため、イラストやロゴなどの作成に適しています。しかし、複雑な階調や図形の場合は処理に時間がかかってしまうので注意してください。そして画像の容量も大きくなるためサイトなどにアップする際は容量オーバーで掲載できない場合があります。

この2つの画像の特性を説明しましたので今度は画像の基本をご紹介します。画像には解像度というものがあります。よく耳にする解像度とは何のことでしょうか?

これはビットマップ画像を構成する素となるピクセルの密度を指します。通常は「画像解像度」と呼びます。単位としては「pixel/inch (pixel per inch = ppi)で1インチの長さにいくつのピクセルが並んでいるかを示しています。

拡大すると分かりやすいです。

画像解像度が高いほど画像の細部まで綺麗に表示されます。逆に画像解像度が低いとモザイクがかったように表示されるので気をつけましょう。

では、今度は画像解像度の基本にいきましょう。画像を確認するときはピクセル数と画像解像度に注目してください。画像のピクセル数と解像度を確認する位はステータスバーがワークスペースの下にあるのでそこからピクセル数を「幅」と「高さ」で表示されます。一般的にWeb用の画像などモニターに表示するための画像解像度は使用する画像サイズで72ppi、印刷用で350ppiなので出力先ごとにこの解像度は注意して変更しておきましょう。

ここからは実践的な事をしてみましょう。通常は画像用に72ppiに設定されていますが、これを印刷用の350ppiに変更するやり方をお伝えします。

イメージ<画像解像度

で画像解像度ダイアログボックスが表示され、ドキュメントサイズを変更できます。再サンプルのチェックを外して目的のドキュメントサイズの「幅」もしくは「高さ」のどちらか一方に数値を入力すると、一方は自動で入力されます。続いて解像度を変更します。再び「再サンプル」にチェックして解像度の数値を印刷用の350ppiに変更して「OK」すればドキュメントサイズと解像度を変更する事ができます。

ちなみにですが、画像解像度ダイアログボックスを表示するにはショートカットが用意されています。

commnd(Ctrl)+option(Alt)+I

これで表示することができます。

ちなみにですが画像の補完方式の設定オプションの中に「ディテール保持」があります。低解像度を拡大したり、高解像度に設定してもきれいな画質で印刷できるようになっています。また、「ノイズを軽減」でノイズを除去し、画像のシャープ差を保持して拡大する事ができたりするのである程度は綺麗に印刷できたりします。しかし、ちゃんと設定した方が綺麗なので設定する事をオススメします。

それではこの辺りですね。

次回もお楽しみください。

Author: hiro

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