今回はパスツールとテキストツールです。
テキストはその名の通りですがパスはよくわからないですよね。
まずは、パスツールからいきましょう。
・ペンツール
・フリーフォームツール
・曲線ペンツール
・アンカーポイントの追加ツール
・アンカーポイントの削除ツール
・アンカーポイントの切り替えツール

パスツールはアイコンなどを作るときに使ったりそれ以外にも綺麗な選択範囲を作るときにも使える万能なツールです。
では「ペンツール」です。

これはベジェ曲線と呼ばれる計算で算出される特殊な曲線を用いてシルエットを作るツールです。これはルールがあるのですが分かりづらさがあるので慣れるのが大変です。
次は「フリーフォームペンツール」
これはフリーハンドでパスを作ることが出来ます。

これは慣れれば素早くザックリしたパスを作ることが出来るので使い方によってはいいかもしれません。
次は「曲線ペンツール」
これは滑らかなパスを作ることができます。

これを活用すればイラストっぽいアイコンなどを作ることができます。
残りのツールは今まで作ったパスを編集するためのツールになります。
「アンカーポイントの追加ツール」

その名前の通り既にあるパスにアンカーポイントと呼ばれる曲線を編集できるポイントの事です。アンカーポイントを追加することで複雑な形にすることができます。
その逆としてあるのが「アンカーポイントの削除ツール」

パスのアンカーポイントを削除します。削除するとアンカーポイントがなくなりそこは形が変わります。
それではパスツールの最後の「アンカーポイントの切り替えツール」
これはアンカーポイントを選択して曲線の形を変える事ができます。

パスを作った後で編集するので便利です。これで更に繊細な形をのパスを作れますのでオススメのツールです。
ここまでパスツールについて説明しましたがかなり癖の強いツールなので正直私は挫折しました。しかし、使えるようになるととてもすごい表現ができたりします。
そして、この「パスツール」と対になるツールがあります。それがパスの選択についてのツールです。この種類はこれです。
・パスコンポーネント選択ツール
・パス選択ツール

では、「パスコンポーネント選択」ツールは、一つのパスコンポーネント全体の選択と移動ができます。また、このパスコンポーネントと言うワードも聴きなれない言葉ですよね。パスコンポーネントはパスで構成された図形の事です。

上の画像のように「パスコンポーネント選択ツール」を使うと描いたパスを全体的に移動させることが出来ます。ちなみに「移動ツール」ではパスを移動させることが出来ないのでこの「パスコンポーネント選択ツール」特有の特性です。
次に「パス選択ツール」
これは部分的にパスを部分的に移動させるために用意されています。

これを使う時はパス上のアンカーポイントをドラッグしてアンカーポイントの位置を変えたり。アンカーポイントに線がありますがこれは曲線の方向を決めるハンドルと呼ばれる線です。これの長さや角度を変更して複雑な曲線を部分的に編集できます。
その為、
「パスコンポーネント選択ツール」はパス全体を移動させるツール。
「パス選択ツール」はパスのアンカーポイントとハンドルを部分的に編集するツール
と理解しておくといいと思います。
それでは広告でよく使うテキストツールにいきます。
テキストツールにもいろいろな種類があります。それがこちら
・横書き文字ツール
・縦書き文字ツール
・縦書き文字マスクツール
・横書き文字マスクツール

まずは「横書き文字ツール」です。
これはその名の通り横書きに文字を書いていくツールです。

大学ノートに文字を書くのと同じ感覚で画像に文字を入れる事が出来ます。
次は「縦書き文字ツール」です。
これもそのままですね。

小説のように縦書きで画像にテキストを入れるツールになっています。
ここまでは分かりますが、次の二つのツールのマスクツール?これはよくわからないですよね。マスクと言うのは選択範囲を作ることになります。

上の例では「縦書き文字マスクツール」を使っています。見えづらいですが、「ひつじのにんぎょう」という形に選択範囲が設定されています。

分かりやすく変えると「ひつじのにんぎょう」という言葉の形で選択範囲が指定されているので他の場所に移動させたりするとこのように切り抜いたりすることができます。使い方によっては面白い表現ができると思います。
次に「横書き文字マスクツール」はこれを横に変えただけですね。

応用するとこんな事ができたりします。テキストツールでも普通にテキストを入れる以外にもこうして選択範囲にして面白い事が出来ますので試してみてください。それでは今回はこのくらいにしておきます。もう少しでツールバーに収まっているツールはすべて概要だけざっくりと説明できます。もう少しですので頑張ってみてください。
次回もお楽しみください。