今回は画像の情報を調べるときに使うツールを紹介していきます。それがこれ
・スポイトツール
・3Dマテリアルスポイトツール
・カラーサンプラーツール
・ものさしツール
・注釈ツール
・カウントツール

これはよく使うものなので知っておきましょう。
まずは「スポイトツール」です。スポイトツールは名前から理科の授業でつかったスポイトをイメージしてください。これは特定の部分の液体を吸い上げる道具ですが、それに似ています。
Photoshopの場合は色の情報を調査するために使います。Photoshopが扱える色合いは膨大な数があるので微細な色を手作業で表現するのは至難の業です。そこでモデルがあるならそこからこの色が欲しいなぁとおもったらそこにカーソルを合わせてクリックするとその色の情報を調べる事が出来てPhotoshopで活用ができます。とても便利な機能なので覚えておきましょう。
次は「3Dマテリアルスポイトツール」
これはほぼ使わないです。正直使うと意味不明な状態になるので触ることもオススメしません。これは3Dを使ったときに使えるものなのですが、相当スペックの高いパソコンでない限りは3Dを動かす事が出来ないので使いません。
もし、この「3Dマテリアルスポイトツール」を使ってしまってどうにもこうにも何もできない状態になってしまう場合があります。
これを改善するには
ウィンドウ<ワークスペース<初期設定(E)
これをすると元の状態に戻ります。これは本当に私自身思い悩んだポイントですので是非この解決策を使ってください。
次は「カラーサンプラーツール」
これは最大10か所の色の情報を調べる事ができるツールになります。

ナンバリングされてどこの色がどんな配分でできているか確認できるので活用してみてください。
次は「ものさしツール」です。

これは画像の要素の大きさを調べたり画像をずらして動きを出したい時などに使えます。
次は「注釈ツール」です。

活用方法としては上がってきた完成画像に対してここをもっとこうして欲しいなどの注釈を入れて製作者に修正点をより明確に分かりやすく伝えるツールです。ビジネスにおいてこれは結構役立つのでご活用ください。注釈を見るときは注釈パネルを開いて矢印をクリックすると複数注釈があった場合でも自動で追ってくれて対象の注釈のモノはペンマークがつくのでここが変更点なんだな、と分かると思います。
最後ですが、「カウントツール」です。

例えばいろいろな色のキャンディがあるときオレンジ色のキャンディはこの画像の中では何個あるのだろう?という時にクリックするとそこにナンバーとマーカーをつけて数える事が出来る機能になります。仕事で使うとすると画像の中に何人女性がいるかなど頼まれたときに目視で指で数えるよりも間違えが少なくなりますので使ってみると便利かと思います。
情報をサンプリングするツールは地味なツールではありますがかなり実用性に富んだツールです。仕事のちょっとしたことで活躍すると思いますので活用してみてください。
特に「3Dマテリアルスポイトツール」や3Dに関連したツールを押したときに何もできなくなり仕方なくPCの電源を消してやり直すなどと言った非効率なことをする羽目になった経験を私は多くしてきました。その為、もう一度3Dモードになった時の解除方法をお伝えしておきます。
ウィンドウ<ワークスペース<初期設定(E)
本当に3D系ツールが起動して困ってしまったらこれをしてください。これは本当に助けになる情報です。
それでは今回はここまでにします。
次回もお楽しみください。